本の言葉 ~私の読書ノート~

文学、哲学、宗教、自己啓発、ビジネス、脳科学、心理学、男女関係… 500冊の本の名言

『教育論』 バートランド・ラッセル

      2016/02/22

基本的な理念は単純だ。つまり正しいしつけは、外部からの強制にあるのではなく、望ましくない活動よりも、望ましい活動へ自発的に向かう心の習慣にある。

最良のタイプの人間を作り出すためには、幼年時代に幸福であることが絶対に必要である。

子供はみんな、ちやほやしてもらうのが大好きであるが、それは自尊心が満足するからである。

理想的な性格の基礎をなすように思われる特質を四つとりあげてみよう。すなわち、活動、勇気、感受性、知性である。

心理学や生理学の視点からすれば、恐怖と激怒は実によく似た感情である。激怒を感じる人は、最高の勇気を持ち合わせていない。

(普遍的な勇気とは)自尊心と、自己にとらわれない人生観との結びつきである。

最高の勇気を身につけるためには、もう一つ必要なものがある。それは先に私が自己にとらわれない人生観と呼んだものである。

人間性の中には、努力しないでも「自我」を超越させてくれるものがいくつかある。そのうちで最もありふれたものは愛であり、とりわけ親の愛である。

伝統的な美徳の大きな欠点の一つは、知性を低く評価してきたことだ。※美徳を重視してきた。

私は、知性を養うことは教育の主目的の一つであると考える。

活力、勇気、感受性、知性を、教育によって生み出せる最高限度の所有している男女から成る社会は、これまで存在したどんな社会とも大いに異なるだろう。不幸な人はほとんどいなくなるだろう。

子供が六歳になるまでには、道徳教育はほぼ完成していなければならない。

はにかみは、困った形の臆病である。

教育の本質は、本能を抑圧することではなく、本能を伸ばすことにある。

権力への意志を子供のときに蕾(つぼみ)のうちに摘みとられた人は、よいこともしなければ、悪いこともしない、熱のない、怠けものになってしまうだろう。すなわち、「神ニモ神ノ敵ニモ忌ミキラワレルモノ」ダンテ神曲 となるのである。

残忍さは、おのれの意志を他の人びとに押しつけるときに覚える喜びであるのに対して、勇気は、おのれの不幸に無関心でいることである。

建設も破壊も、ともに権力の意志を満足させるが、概して建設のほうがむずかしい。だから、それを成就できる人は、より多くの満足を与えられる。

公平こそ、私たちが子供の思考と習慣の中に吹きこまれなければならない概念である。

人間にかかわる他の事柄と同様に、教育においても進歩への道はただ一つしかない。すなわち、愛に支配された科学である。

重要なのは、冒険と自由の精神である。つまり、発見の航海に乗り出そうとする感覚である。



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