本の言葉 ~私の読書ノート~

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『女性の品格』 坂東眞理子

      2018/03/05

<秘すれば花>
おそらくどんな立派な人でも地位のある人でも成功した人でも一皮剥くと、弱い部分、情けない部分、どろどろした部分があるでしょう。そうした弱点があるのは人間だから、当然だと居直るのではなく、いかにして表に出さないように努力するかが重要です。

<家族の愚痴を言わない>
親の悪口を言っても自分がその人の子供であり、その人に育てられたという事実は揺るぎません。それを受け止め、肯定し、完全ではない親を愛することから人間性が磨かれます。

<心を込めてほめる>
人目につかないが、実は自分が誇りにしていることを認めてもらいほめてもらうのが、誰でも一番うれしいのです。

<愛されるより愛する女性になる>
女性はできるだけ周囲の人たちを愛しましょう。長所や美点を見つけて感心しましょう。

<品格ある男性を育てる>
ぜひ人間として品格のある人を、将来品格のある人になりそうな男性を選ぶ女性になってほしいものです。

<満足度をあげる>
もっとうまくやればお金が儲かるかもしれない、もっと要領がよければ出世するかもしれない、とあがくことから一歩退いて、自分の誇りを守るため、正しいと信じることをするためには少し損をしてもいいという気構えをもちましょう。

<倫理観をもつ>
神様や仏様など人間を超越した存在(something great)から見て恥ずかしいことをしていないと断言できる行動をするのが、人間の品格の基本です。

<ネタバレ>

<あとがき>
日本の伝統芸能ではまず型を習い、それを身につけた上で自分の個性を花開かせます。同様に女性たちも個性ある生き方をしようと思えば、まず節度ある生活習慣を身につけ健康な生活をすることです。そして読み書き話すというようなコミュニケーション力が必要です。次には挨拶ができる、適切な服装を身につける、お礼ができるというような社会人としてのマナーを身につけることです。そして一番重要なのは、人間としての基礎力をもつことです。人間としての基礎力とは何でしょうか。自分の行動や行き方の芯になる信念をもつことです。報酬を期待しないでなすべきことをなす。損をしても正しいことをする強さと言い換えてもいいでしょう。女性としての品格は、そうした強さと優しさから生まれてくるのです。

2006年出版 306万部 坂東眞理子(昭和女子大学長)








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